こんにちは!
日本一 “夢” を実現するパーソナルトレーニングジム
CLUB-Jの理学療法士のカオルです!
今回のテーマは
『BMIってやっぱり気にしたほうがいいんじゃない?』
って話です
健康診断などで目にするBMIですが
「俺は筋肉量多いからBMI高めなんだよね(だから肥満のカテゴリでも許される)」
みたいなこと考えてませんか?
ちなみに、ボクもずっとそう思ってました
ですが!
改めて考えてみると、
健康体ということにおいて、やっぱりBMIでちゃんと守ったほうがよくね⁉
という結論にたどり着きました。
この記事では、なぜそう思ったのか
ゆる~く書いていきます
ぜひ、ダラダラ読んでみてください!
1.BMIとは
BMIとは、Body Mass Indexの略で、体重を身長の2乗で割った値です
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
日本の基準では、BMI=25以上で肥満、18以下で痩せ型というのは有名ですね。
世界基準だと、BMI=30以上が肥満のラインのようです。
年齢によってもこの標準値は異なります。
18~49歳:18.5~24.9
50~64歳:20.0~24.9
65~75歳以上:21.5~24.9
最も健康的なBMIは22前後とされています。
2.一般的な標準体型とは
日本人の成人女性の場合、以下のような値が標準値とされています。
筋肉量
18~22㎏
体重の30~40%
体脂肪率
20~30%
体内水分量
50~60%
骨量
2.0~2.5㎏ (体重50㎏の場合)
3.標準値通りの体組成だとBMIはどれくらいになるか?
日本人の成人女性の平均身長は158㎝、平均体重は55㎏です。
上記の標準値に当てはめると、55㎏の内訳は以下のようになります
筋肉量:22㎏
体脂肪:13.75㎏
体内水分量:33㎏
骨量:2.5㎏
筋肉のうち75%は水分といわれているので、これらの合計から16.5㎏を引きます
71.25 – 16.5 = 54.75
おぉ~、誤差はありますが、ほぼ55㎏に収まりますね。
4.まとめ
「しょせん基準値だし」とか
「筋肉量が多いからBMI高く出ちゃうんだよね~」とか
あくまで健康基準なのに、いつしか怠惰の言い訳に使われてしまっているBMI(超絶個人的見解)ですが
健康体とされる標準値で体重の内訳をみると
ちゃんとBMIの適正値になるんだということがわかりましたね。
このことからも、やはり、こういった基準値というのはダイエットの目安になると思います。
さて、一方で、
筋肉量を増やして競技に出る方がダメという訳でもないですし
モデル体型を目指す方がダメというつもりも全くありません。
どちらも美しいと思いますし、立派な目標です。
ただ、健康的な身体か?という視点も必要ではないでしょうか?
筋肉の過剰搭載も、痩せすぎ体型もどちらも、健康でいられるものではないと思います。
なりたい自分のイメージを明確なものにしてみると
ダイエットも無理なく、健康的に
そして、迷わずに進められます!
一緒に頑張っていきましょう!