こんにちは長野市稲葉にあるパーソナルトレーニングジム「CLUB-J」です。
今回は中殿筋について深堀りした記事となっています。
是非参考にして頂きトレーニングに活かして貰えたらと思います(^^)
中殿筋て何?
いきなりですが皆さんは中殿筋をご存じでしょうか?
中殿筋とは大殿筋と小殿筋(お尻の筋肉)の間にある筋肉の事を指し、大殿筋の上方に付いている筋肉でもあるので、「臀部」の筋肉になります。
筋肉には「起始」と「停止」があり、中殿筋の起始は腸骨翼の殿筋面、腸骨稜外唇、殿筋腱膜で停止は大転子になります。
そして、中殿筋は細かく分けると「前方筋束」と「後方筋束」に分かれていたりもします。
中殿筋の前方筋束は「股関節内旋、屈曲」後方筋束は「股関節外旋、伸展」に作用します。
中殿筋の機能
上記でもあるように中殿筋は「主要な股関節外転筋」であるため「片足立ち」「歩行、走行時」等立脚期に骨盤を安定させる役割があります。
それが出来るから、同時に体幹を直立させる事が出来る訳です。
片側の足が地面から離れている状態では、体重を支えていない側で骨盤を下向きにたるませています。この時、中殿筋は寛骨を強力な牽引力でこの力を打ち消しています。
中殿筋の筋力や柔軟性の左右差があったりすると、骨盤傾斜、回旋、歪みの原因となります。
中殿筋を鍛えるメリット
・・・・・・ここまで、小難しい話をしてしまいましたが、超簡単にまとめてしまうと中殿筋は臀部の筋肉で普段の私生活活動中に骨盤を安定させる役割を担っています。
一説ではこの中殿筋があるから人間は二足歩行が出来ているとも言われています!
なんか良く分かってないけど・・・超大事じゃん!?て気がしてきましたか?笑
超大事です!
「腰痛改善」「骨盤矯正」「ヒップライン上がる」「姿勢改善」「ジャンプ力上がる」等他にももっとたくさんのメリットがあり、「正しく」中殿筋を鍛える事はメリットしかありません。
中殿筋が関与する関節の動き
中殿筋は股関節の「外転」「伸展」「内旋」で関与します。
股関節外転
股関節伸展
股関節内旋
特に伸展状態を保って外転をする事が大切で、最近流行っているSNSでのトレーニング動画では股関節が伸展していない状態で外転動作をしている動画も多くあります。
その状態でトレーニングをしてしまうともも前が関与してしまい、脚を細くするために中殿筋を鍛えているのに逆に太くなってしまいます。
動画を参考にするのはいいと思いますが、要点を抑えている動画を参考にしましょう。
関与する関節の動きを保ってトレーニングをすれば、スタンディングや横向きでバンドトレーニングが可能です。
最強のマシン
写真にあるマシンはアブダクションと言うマシンでスポーツクラブには必ずと言っていいほど置いてあるマシンの一つです。
CLUB-Jでもこのアブダクションを設置しておりますが、パーソナルジムでこのマシンがあるのはかなり珍しいです。
そして、背もたれが倒れるタイプと言うのがポイントで、背もたれを倒すと「股関節伸展」が出来、そのまま外転する事で中殿筋を鍛える事が出来ます。
パーソナルジムでは珍しく、スポーツクラブでも背もたれが倒れるタイプのアブダクションを設置している施設は少ないです。
たかが背もたれ、されど背もたれです!!
まとめ
中殿筋の大切さは分かったかと思いますが、マシンで中殿筋を鍛えるには背もたれを倒せるアブダクションを使用する事です。
是非、CLUB-Jにてご体感下さい(^^)
下記公式LINEよりお問い合わせお待ちしております♪