こんにちは!
日本一 “夢” を実現するパーソナルトレーニングジム
CLUB-Jの理学療法士のカオルです!
今回のテーマは
『手が挙げられない、肩関節が痛い原因は胸椎にあるかも!』
です。
手を挙げるという、肩関節の運動には、様々な関節と筋肉が関わります。
関与する部位の1つとして胸椎が挙げられます。
この胸椎の動きが乏しいと、肩甲骨や上腕骨の運動で可動域を代償します。
そして、過剰に頑張りすぎた部分に、しわ寄せがきて痛みを発生することがあります。
そうならないためのケアとして、今回は胸椎に注目してお話しします。
少しでも気になる場合は、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
この記事を読んでわかること
・胸椎とは、胸の高さにある背骨のこと
・胸椎の伸展が十分に起きないと、手を完全に挙げることができない
・胸椎の可動域を保つオススメのケア方法
1.胸椎とは
胸椎とは、胸の高さに位置する背骨のことです。
胸椎は、第1胸椎~第12胸椎まであります。
特に、肩関節の運動で重要なのが、肩甲骨のある高さにある、第2~7胸椎の可動性です。
万歳のように、手を挙げるとき、肩甲骨や上腕骨が動き、この運動にともない胸椎も伸展してきます。
この胸椎の伸展が十分に起きないと、頂上まで手を挙げることができません。
例えば、下の写真のように、背中が丸まっている状態で手を挙げると...
このように、真上まで手を挙げることができません。
さらに、ここから無理やりあげようとすると...
こんなに頑張って手をあげていれば、肩も凝るし腰も痛めそうですよね?
加えて、胸椎が固いと、肩甲上腕関節や肩甲胸郭関節を過剰に動かして代償する場合があります。
そうすると、正常なら機能するはずの筋肉が働かなかったり、関節の隙間に筋肉が挟みこまれて傷めたりしてしまう危険があります。
次の項目で、可動域と柔軟性のケアを紹介します。
2.胸椎の可動域・柔軟性のケア方法
用意するもの
・フォームローラー、ストレッチポール
・代用品:バスタオル、座布団、まくら等
▲このように、肩甲骨の下あたりにフォームローラーや、丸めたバスタオルなどを入れます
そのまま痛くならないようにゆっくりと上体を後ろに反らします
この状態をキープして深呼吸を3~5回ほど行いましょう
肺をしっかり膨らませて、肋骨を広げるように意識するとGoodです!
※注意点
骨格の変形がある場合や、背骨の骨折、手術歴のある場合は禁忌動作にあたる場合がああります。
医療機関、スタッフに確認の上で行うようにしましょう。
加えて、肩甲骨回しなども行うとより効果的です
肩甲骨をよく動かすポイントについては▼この記事を読んでください!
『動かせないひとが多い肩甲胸郭関節』
3.まとめ
手をしっかりと挙げたいなら、肩関節や肩甲骨の動きや筋力のみではなく
胸椎の動きも十分に出さないと達成できません
今回紹介したケアを続けて快適な生活を目指しましょう!
また、パーソナルトレーニングでは、よりあなた個人に合った方法を指導できます
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